色柄と風合いを楽しむ伝統的技法”ブロックプリント”
kapuwaといえば、「色・柄・プリント」
kapuwaはなぜ、インドの伝統技法、ブロックプリントにこだわるのか。
「ブロックプリントだからこそ、絵が描ける。 デジタルだったら、きっと描けないと思う。」
そんなデザイナーの想いから、kapuwaのブロックプリントは生まれました。
遠く離れたインドで、わざわざ手間暇かかる技法を取り入れる意味を改めて考えてみる。
アパレルメーカーに入社後、デザイナーとして勤務をしてまもなく感じた違和感。
”本物の生地ってどんなだろう?”
そんな思いをもち、デザイナーが単身インドに渡り、そこで出会った技法がブロックプリントです。
インド・ラジャスターン地方に古くから伝わる、伝統的な染色技法「ブロックプリント」
職人が一つひとつ手彫りした木版に染料を含ませ、布の上に重ねるように、丁寧にスタンプしていくことで模様が生まれます。
染料がゆっくりと布に染み込むことで生まれるグラデーション。
やさしく表現される線や、色と色が重なり合ったときの絶妙な混ざり合い。
それらは機械では決して再現することのできない、この技法ならではの魅力です。
人の手から手へ。
職人の技と時間を一版ずつ重ねながら、テキスタイルは完成していきます。
ブロックプリントは、いくつかの工程を経て、丁寧につくられていきます。
1、細い複雑なラインまで正確に彫る事のできる技術を持った木彫りの職人が作る木版。
木版プリントの一番最初の工程は、スタンプ作りから始まります。
2、彫り上げた木版は、余分な箇所を削り、取っ手を付けて完成。
色数分の木版を用意し、版を重ねながら柄を表現していきます。
3、一版ずつ染料をつけてスタンプし、布に柄を描いていく作業。
リズミカルに押されていくその工程には職人ならではのバランス感覚が必要で、
一言では表現できない程の莫大な時間と確かな技術が必要となる。
染料の滲みから出来る綺麗なグラデーションも、優しく表現される細かい線も、
機械には決して作り出せない味わいがこの技法の最大の特徴。
4、プリントされた生地は、生地の厚みに合わせて、
職人が手作業にて石の板に叩き付ける様にして洗っていく。
何度も水を通しながら。
こうする事で染料が布にしっかりと定着する。
kapuwaの布は少し特殊な染料を使っている為、手作業でしか染料と布の定着具合がわからないのだと言う。
一つの布を作るのに、これだけ沢山の工程と人が関わっている。
人の手から手へ、 職人の技をひとつずつ積み重ねて布が出来上がっていく。
kapuwaのなかでとても大きな存在である技法、
風と天気を読みながら押し進める、ブロックプリント。
染料を布にしっかりと定着させるために必要なのは、
乾いた空気と太陽の光。
カラッと乾いてこそ、この技法は完成します。
そのため、制作の途中で雨が降ると、生地は思うように仕上がらず、
すべてがやり直しになってしまうことも。
天候に大きく左右される、自然とともにある技法です。
光が差しこみ、風の通る空間で笑顔でものづくりをする。
何より楽しく働く。職人が誇りをもって守り続けている技法です。
自然がもたらす素材で作るからこそ、そうでありたい。
ものづくり全てに関わるスタッフが自然に感謝をし、
笑顔でいること、これがインドにはありました。
だからこそ、kapuwaはインドでものづくりをしていくのです。
今や、機械で簡単にものづくりができる時代。
それでも、電気を使わず、人の手だけでものづくりを続けてきた
インドの伝統技法には、変わらない美しさがあります。
kapuwaは、その技法と想いを大切にしながら、
ブロックプリントの魅力を、ひとつひとつの商品に落とし込んできました。
ぜひ、実際のテキスタイルや色合いを、商品を通して感じてみてください。